2008年度のお知らせ

福岡県災害派遣医療チーム(福岡県DMAT)に指定されました

〜「救える命を失わない」を合い言葉に〜
福岡県では、平成20年2月1日から地震などの自然災害や大規模交通事故などの災害時に、災害現場に迅速に駆けつけ、その場で救急医療を行う「福岡県災害派遣医療チーム (福岡県DMAT)」の運用を開始しました。運用に先立ち、平成20年1月31日、福岡県の基幹災害拠点病院である九州医療センターと救命救急センターを併設する災害拠点病院8医療機関に麻生福岡県知事から認定証が交付されました。


DMAT(Disaster Medical Assistance Team)とは?

DMATとは、大地震及び航空機・列車事故といった災害時に被災地に迅速に駆けつけ、救急医療を行うための専門的な訓練を受けた医療チームのことです。阪神淡路大震災では、多くの傷病者が発生し医療の需用が拡大する一方、病院も被災し、ライフラインの途絶、医療従事者の確保の困難などにより被災地内で十分な医療も受けられずに死亡した、いわゆる「避けられた災害死」が大きな問題として取り上げられた。このような災害に対して、専門的な訓練を受けた医療チームを可及的速やかに被災地に送り込み、現場での緊急治療や病院支援を行いつつ、被災地で発生した多くの傷病者を被災地外に搬送できれば、死亡や後遺症の減少が可能となります。この活動を担うべく、厚生労働省の認めた専門的な訓練を受けた災害派遣医療チームが日本DMATです。

福岡県DMAT発足までの経緯

政府が平成17年7月に発出した「防災基本計画」における、「地域防災計画」の中に災害派遣医療チーム(DMAT)の運用整備が通達されました。これを受け、福岡県では平成19年5月に「地域防災計画」を修正のうえ、「福岡県災害派遣医療チーム(福岡県DMAT)」の整備を進めてきました。そして、平成20年2月1日から九州医療センターを統括DMATとする「福岡県DMAT」の本格的な運用が開始されました。
福岡県では過去に、福岡空港ガルーダ航空機滑走路オーバーラン事故(平成8年:死者3名、重軽傷者113名)、宗像市JR鹿児島線電車衝突事故(平成14年:負傷者90名)、そして平成17年3月の西方沖地震では、マグニチュード7.0・震度6弱(死者1名、負傷者1,087名、玄海島の住宅全壊107棟)などの大事故災害を経験しています。
福岡県DMATは、1チーム4名(医師1名、看護師2名、調整員1名)で構成され、「助かるべき命を失わないよう」をモットーに負傷者の救命率を高めるため、そのスキルアップを図り、有時に迅速に出動できる体制を構築しています。

出動基準・派遣要請・活動内容

出動基準:地震などの自然災害や大規模交通事故等により局地的に30名以上の負傷者が発生した場合又は発生が見込まれる場合。
派遣要請:福岡県知事又は大事故災害現場の消防本部からの派遣要請
活動内容:現場の消防本部の指揮下で以下の活動を行う。
(1)災害現場でのトリアージ(治療優先順位)、瓦礫の下の医療活動
(2)災害現場から医療機関への負傷者搬送時の治療
(3)被災地内の災害拠点病院でのトリアージや病院支援
(4)被災地内で対応困難な重症患者の被災地外への搬送時治療

九州医療センターDMAT(福岡県統括DMAT)

医 師:
小林 良三(救急部長、福岡県DMAT統括責任者)・
宮崎 清(整形外科)・横山 吾郎(乳腺外科)・相良 洋治(循環器内科)
看護師:
川鍋 育郎(副師長)・吉鶴 淳子(副師長)・
西  誠一(看護師)・中島 宏治(看護師)
調整員:
柳田 和憲(庶務班長)
(2チーム編成、日本DMAT講習会受講者)

福岡県DMAT

福岡地域:九州医療センター(基幹災害拠点病院・福岡県統括DMAT)
済生会福岡総合病院、福岡大学病院、九州大学病院
北九州地域:北九州市立八幡病院、北九州総合病院
筑豊地域:飯塚病院
筑後地域:久留米大学病院、聖マリア病院

九州医療センターDMAT(福岡県統括DMAT)
統括DMAT責任者:救急部長 小林 良三


情報掲載日:2008年08月01日[金]

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