脳血管内治療科を開設しました。2012年1月より当病院に「脳血管内治療科」が新設されました。脳血管内治療科とは「脳血管内治療」を中心に患者さんの治療を行う科です。また治療のみでなく、脳血管撮影検査を行い、脳の病気の診断も行います。「脳血管内治療」とは「脳血管内治療」とは、足の付け根から細い管(カテーテル)を挿入し、頭・首の血管までカテーテルを進めて病気を治療していきます。 どんな病気に「脳血管内治療」を行いますか?対象となる病気は、「脳動脈瘤」「内頚動脈狭窄症」「脳梗塞(脳塞栓症)」「脳動静脈奇形」「硬膜動静脈瘻」などです。これらの病気に対して「コイル塞栓術」「血管拡張術」「血栓溶解療法・機械的血栓破砕術」などを行います。代表例を示します。 |
|
当科における治療体制日本脳神経血管内治療学会指導医・専門医が脳血管内治療に携わっており、24時間対応で脳卒中救急治療体制をとっています。また当病院の「脳血管センター」の一員として脳神経外科・脳血管神経内科と合同ミーティングを行い、患者さん個々に最適の治療方法を決定し、三位一体のチーム医療体制をとっていきます。 脳血管内治療科 科長 津本智幸 |