平成25年 9月 27日 平成25年 10月 4日 改訂(誤記訂正) 国立病院機構 九州医療センター H5N1プレパンデミックワクチンの臨床研究の実施について 新型インフルエンザ等対策政府行動計画に基づき、平成25年度厚生労働科学研究事業により実施するH5N1プレパンデミックワクチンの安全性に関する研究において、下記の条件によりプレパンデミックワクチンの接種を検討しております。つきましては、接種を希望する方は、10月25日(金)までに下記担当者宛てにご連絡をいただきますようお願い申し上げます。 記 1.参加条件
2.留意事項
連絡先国立病院機構 九州医療センター住所:〒810-8563 福岡市中央区地行浜1-8-1 電話番号:092-852-0700(代) 研究責任医師:岸原 康浩 担当者:臨床試験支援室 萩田 麻代(9~17時) 参考1予防接種に関するガイドライン(抜粋) 臨床研究の対象者については、WHOに助言している諮問委員会が提示している範囲を踏まえ、鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスを扱う研究者、鳥インフルエンザ発生時に防疫業務等に従事する者、医療従事者とする他、積極的疫学調査に従事する者や、有効性・安全性等に関する正確な情報を分かりやすく情報提供した上で指定公共機関等で国民生活及び国民経済の安定に寄与する業務に従事する者等とすることが考えられる。” 参考2平成20年度厚生労働科学研究 「新型インフルエンザプレパンデミックワクチンの安全性・免疫原性および交叉免疫性に関する研究」 (研究代表者:庵原俊昭 国立病院機構三重病院院長) ○参加者 研究の目的に当てはまる選択基準を全て満たす検疫所、動物検疫所、植物検疫所、地方入管理理局、空港警察署、国立感染症研究所、実施医療機関等に勤務する職員のうち文書による同意が得られた5,561名。 ・全身性副反応及び局所副反応の種類と頻度は、治験時の副反応の種類や頻度と同等。 ・接種後観察期間30日後までに入院となった有害事象は8名。 ・71%の被接種者が、ワクチン接種部位に発赤・腫脹・疼痛・熱感・かゆみが観察された。 ・34.1%の被接種者が、ワクチン接種後に頭痛・倦怠感・鼻水が観察された。 ・2回目の接種による副反応は、1回目より低頻度。 |