内視鏡トレーニングセンター

ご挨拶

内視鏡トレーニングセンター設立のご挨拶

 内視鏡トレーニングセンターは、消化管及び気管支内視鏡などの内視鏡手技と内視鏡外科手術の基礎技術を磨くための教育センターであります。
 内視鏡及び内視鏡外科手術に関し、相次ぐ医療事故の報告から、国内でも適切なトレーニングの重要性が認識されつつあります。
また新規臨床研修制度スタートに伴い、研修医は数多くの科を短期間ローテートするため、体系的内視鏡トレーニングシステムの確立が急務であります。これまでの内視鏡トレーニングは数例〜数十例の見学の後直ちに、指導医監督下の実施訓練となることが多く、未熟な手技による苦痛を被験者に強いてきました。しかしながら、今後は基本的技能を習熟した後の実施が必須となるため、当院では内視鏡シミュレータ「AccuTouch (Preope)」を導入しました。

さらに低侵襲的な手術として注目を集めている内視鏡外科手術ですが、国内でも適切な外科手術トレーニングの重要性が認識されつつあります。高度な技術と熟練を要する内視鏡外科手術の習得には、体系的なトレーニングシステムの確立が不可欠です。その1歩として研修医、レジデントを対象にバーチャルリアリティ(VR)内視鏡外科手術トレーニングシミュレーターを導入しております。
今後九州における国立病院機構の医師や外科系医師さらには、地域で活躍されている医師の再教育の場として大いに利用されるようになればと祈念しております。また内視鏡トレーニングのみではなく、年2回日本における各科の専門内視鏡及び内視鏡手術等に携わる一流の医師を招聘して講演をしていただいております。多くの先生方の参加を希望しております。

統括診療部長 竹尾 貞徳