2015年より毎年ハンズオンセミナーを開催してきました。 実機に触りながらの研修が好評です。秋ごろには参加者の募集を行います。 セミナーでは各領域でよく遭遇する症例や解剖等の説明に引き続き、実機でのハンズオンを行います。途中の休憩時間には軽く栄養補給なども行いつつ、和やかな雰囲気でのセミナーです。(以下、第一回セミナーの模様) |
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さる2020年12月21日(月)、当超音波・生理検査センター主催の腹部エコーセミナーを開催いたしました。 本セミナーは、当センターが発足後に開始され、2015年度より毎年、研修医教育の一環として継続してきた教育事業の一つです。 例年は、春にエコーセンターオリエンテーションで理論と基礎的事項・実機に触りながらの使用法を学んだ後、秋に、腹部・心臓のエコーセミナーの受講となります。デモンストレーション・レクチャー・ハンズオンで構成されたセミナーで、本年度で第6回となります。 本年(2020年)は、年度初めより新型コロナの感染拡大があり、オリエンテーションは従来の様な形ではなく、研修医の入職時オリエンテーションの一部として内容をレクチャーする形となりました。 その後、感染拡大状況を観察しつつ、ICTとも相談を行った上で,セミナーの開催形式をスタッフ一同で検討しました。 従来は、土曜午後より夕方まで、途中でおやつタイムなどを挟みつつ行っていましたが、本年度は、オンサイトでは各検査室でのデモンストレーションとハンズオンのみとし、従来行っていたレクチャーは院内webを介した電子媒体で資料提供を行い、当日の時間を短縮することとなりました。 また、参加人数も15名と制限をし、さらに二週間前より、参加者には各自健康状態の観察を行ってもらいました。働き方改革・自己研鑽という観点からも、開催日は平日としました。 資料の作成は昨年度までのものを、各担当責任者がブラッシュアップし一つのファイルに統合、九州医療センターポータルサイト・ファイル発信ライブラリ内の「KMC初期セミナー」フォルダ内にアップし、いつでも見られるようにいたしました。 当日は、デモンストレーション・ハンズオン時のエコー検査室のドアは全て開放し、パーテーション上部のカーテンも全閉とせず、常に換気が保たれるよう留意しました。なお、センター自体も、常に開放可能な窓を開け、サーキュレーター(計5台)を常時稼働し、換気を良好にした状態を保っています。 機器は被験者ごとに清拭し、参加者は手指消毒を徹底しました。 すべてが「初めて」尽くしでしたが、スタッフ一同の工夫と努力により、スムーズなセミナーとなりました。 参加された研修医の皆さんも、とても熱心に取り組んでいました。 2021年2月には心エコーハンズオンセミナー開催予定です。 今回の経験をもとに、さらに充実したセミナーを開催できるよう、スタッフ一同、すでに準備を進めております。 |
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