高血圧内科

診療実績

2017年入院実績:103名 うち短期検査入院65名
2017年外来高血圧患者:1141名(本態性高血圧90.2%、二次性高血圧9.3%)

高血圧や糖尿病、脂質異常症などいわゆる生活習慣病は脳卒中や心筋梗塞、腎不全などを引き起こす危険因子です。脳・心・腎の合併症を起こさない為には、血圧や血糖、コレステロールなどの管理が重要です。
また高血圧の中には、腎動脈狭窄や副腎腫瘍、ホルモン異常などによる『二次性高血圧』と呼ばれるものもあり、諸検査でみつけることができます。
高血圧内科では『二次性高血圧』や『生活習慣病』の評価と管理のため短期検査入院(2泊3日または3泊4日)を行っています。
この入院で、心臓、腎臓の障害や血圧変動、治療方針の決定、減塩を中心とした食事の見直しなど脳・心・腎の合併症を起こさないための評価を行います。
詳しくは主治医にご相談いただき、きちんと治療を受けましょう。

入院検査でわかること

1.24時間自動血圧計(ABPM)
  携帯型血圧計を装着して24時間、自由行動下での血圧測定をします。
  「日中は30分、夜間は1時間」の間隔で自動測定されます。
  この検査により睡眠中を含む1日の血圧変動がわかり、高血圧の薬を服用している方は、薬の量、
  服用時間が適切かどうかを評価できます。
2.頸動脈エコー検査 
  視覚的に動脈硬化の評価ができます。
  血管のつまり具合やプラークで脳血管疾患に対するリスク評価ができます。
3.心臓エコー検査
  心肥大、弁膜症、心機能の評価をします。心疾患に対するリスク評価ができます。
4.24時間蓄尿検査
  一日の尿を溜めます。この検査で蛋白尿や塩分排泄量の評価をします。
5.食事性血糖検査
  一定のカロリーの食事を取った状況で毎食前・毎食後・眠前の血糖を調べます。
  この検査で糖尿病の管理状態、薬の種類や量、服薬時間が適切かどうか評価できます。
6.個人栄養指導
  個人の問題点に応じて管理栄養士が個別の栄養指導をします。ご希望の方は、家族の同席ができ、
  食事を作る方が直接質問もできます。また『体成分分析装置In Body』を使い、筋肉量・体脂肪・
  水分量の測定をします。部位別の筋肉量など、からだバランスがわかる分析結果票を差し上げています。
7.DVD視聴学習
  高血圧、高脂血症、糖尿病など生活習慣病に対する正しい知識を身につけていただきます。
  喫煙者には『禁煙セラピー』を読んでいただき、禁煙の参考にしていただきます。

追加検査

8.脈波伝播速度(ABI)
  脈波が血管を伝わる速度を測定します。この検査で動脈硬化の評価をします。
  外来で測定していない方は検査します。血管年齢で動脈硬化の進行度合を表します。
9.運動負荷検査  10.24時間ホルター心電図
  心電図、心臓エコー検査などで、心疾患疑いがあれば詳しく検査しています。運動負荷をかけたり、
  24時間心電図を測定することで狭心症や不整脈、虚血性心臓病をさらに詳しく評価します。
11.腎血管エコー検査
  視覚的に腎臓の血管を評価します。高血圧症の原因や、腎臓機能低下の原因を精査します。
12.カプトプリル負荷試験   13.副腎静脈サンプリング検査
  専用のお薬を飲んでいただき負荷をかけた状態で採血を行い、二次性高血圧の原因となりうる内分泌機能の
  評価をします。採血結果にて異常があった場合は、再入院の上、副腎静脈サンプリング検査でさらに
  詳しく評価します。

*患者さんの状態によって必要な検査を追加しています。詳しくは主治医にお尋ねください。