呼吸器外科

治療成績

1994年7月開院〜2017年12月現在までののべ原発性肺癌手術症例は2432例で、2007年1月〜2017年12月までの肺悪性腫瘍年次手術症例は、1787例です。
術後5年経過した2012年12月までの患者さんの治療成績のグラフを示します。
肺癌病期分類別5年生存率は、IA期83.5%、IB期75.2%、IIA期68.4%、IIB期60.7%、IIIA期48.5%、IIIB期50.8%、IV期18.2%、全体の5年生存率は72.7%であり、良好な治療成績です。
 当院の肺癌手術の特徴は、患者の臨床病期に合わせて、完全胸腔鏡下手術から正中切開下拡大切除まで、さまざまな術式を行っています。また、近年になり次世代の手術支援ロボット(ダ・ヴィンチ)を使用した手術も行っています。完全胸腔鏡下手術は、3ポート(7mm、7mm、2.5cm)でおこなっています。気管支形成などの難しい手術でも、胸腔鏡を併用して小さな創(約8cm)で行っています。
いずれも手術時間は短く(約2時間前後)、出血量は、平均50-100cc程度です。患者さんの傷のダメージが少なくなった分、術後の回復も早く、入院期間は昔に比べて非常に短縮されています。

転移性肺腫瘍(大腸癌、乳癌、胃癌、肝癌、腎癌その他からの肺転移)の切除は呼吸器外科が担当します。
もとの疾患の主治医と十分に検討し、一番適切な段階で、適切な治療方針、術式を提供するように心掛けています。

その他、各疾患における胸腔鏡下手術にも積極的に取り組んでおります。