消化器内科

治療成績

C型肝炎に対する治療成績

2004年にPeg-IFNとリバビリン(RBV)(経口剤)が登場し、本邦に多く(80%)難治性の1型の場合には、48週の治療でウイルスが排除できる率(著効率)は30~40%でした。2011年12月には、この2剤に加えてウイルス蛋白のひとつであるプロテアーゼを阻害する(プロテアーゼ阻害剤)テラプレビル(経口剤)を加えた3剤併用療法が登場しました。当院でも約130名の患者さんに本治療を導入しました。治療期間はそれまでの半分の24週で、著効率は倍の85%となり、多くの人でウイルスの排除が可能となりました。しかしながら、強い貧血、皮膚症状、腎障害など副作用があるのも事実です。今回、2013年12月に第二世代のプロテアーゼ阻害剤であるシメプレビルが登場しました。テラプレビル同様にPeg-IFNとRBVとの3剤併用で、24週の治療で治験では80~90%の著効率を示すとともに、シメプレビルそのものの副作用はほとんどなく、より受けやすい治療となっています。当院でも早速導入を行っています。このように、多くの患者さんが著効となる時代がやってきましたが、インターフェロンを使用するので、どうしても高齢者(70才以上)の方などにとっては副作用の面から使用しにくいところがありました。医学の進歩はめざましいものがあり、本年中にはインターフェロンなしの経口抗ウイルス薬2剤アスナプレビア(プロテアーゼ阻害剤)+ダクラタスビア(NS5A(ウイルス蛋白の一つ)阻害剤)が登場する予定です。治験では24週の治療で85%の著効率となっています。自覚的な副作用はほとんどなく、よりやさしい治療となっています。さらに、今後、数年以内には、複数の経口抗ウイルス剤の組み合わせにより、12週のより短い治療でほぼ100%の著効率をしめす治療法が登場する予定です。まさに、C型肝炎は撲滅の時代がそこまでやってきています。当院では最新の治療法を患者さんに提供しています。

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)治療成績

治療数 (2008/11.20-2011/12/31) 207病変
  内訳:胃184病変、食道23病変
一括切除率
  胃  182/184例 98.9%
  食道 21/23例 91.3%
完全一括切除率
  胃  158/184例 85.9%
  食道 18/23例 78.4%

入院患者数推移


疾患別入院患者数の推移


悪性疾患入院患者数の推移