小児科

トピックス

健常新生児の診療・ケアについて


当院での一般新生児の診療・ケア:小児科医の視点から

九州センターでは、NICUに入院しない新生児の診療やケアにも小児科医がかかわっています。以下に概要をしめします。
それぞれの資料でご覧になりたい項目をクリックして下さい。(PDF版、acrobat readerが必要です)

1.出生前訪問(月、金の午後、数人)

妊娠初期のお母さんに小児科医からのメッセージを伝えます。
・祝福、ice break
・母乳育児のすすめ、母子早期接触
・母親の健康:食事/感染対策、禁煙啓発
・新生児の生理:体重減少、新生児黄疸
・新生児健診のスケジュール、AABR/先天代謝スクリーニング/VitK2
・質疑応答、インフルエンザワクチン勧め、赤ちゃん返りの対応など

2.母親学級(第2火曜日、10人前後)

妊娠中期以降のお母さんとご家族に、妊娠中からの育児のポイントを伝えます。
・妊娠中心構え:胎響、お父さんのタッチ
・準備:支援者、冷凍食品/連絡先リスト
・母乳育児:”母乳は最初/最良のワクチン”、”授乳はコミュニケーション”、生後早期の抱っこ・授乳、
 母子同室、頻回授乳、“乳汁潮来”、 “お弁当と水筒” 、休み休みの自律授乳
・“基本的信頼感と愛着”、父親の育児参加、匂いがわかるスキンシップ
・マタニティーブルーズ
・上の子(赤ちゃん返り)への対応

3.出生後(1生日)健診(週日毎日)

出生翌日までに全身の系統的診察を小児科医が行います。
大きな病気・急ぐ病気がないことを確認します。

4.退院前(5生日)健診(週日毎日)

体重が増加に転じている事、黄疸が病的でないこと、等、出生後の経過を確認します。母親といっしょに再度診察します。
心配事を聞いて説明し、退院後のアドバイスをします。

5.1か月健診(月、金午後)

お母さんの1か月健診に合わせて、産科外来で1か月健診をします。
退院後の経過を確認し、全身の系統的診察をします。
心配事を聞いて説明、アドバイスします。
・身体的診察、エンパワーメント(empowerment)、支援的なメッセージ
“子どもの要求が理解できることは育児不安を軽減し,子どもの変化(発達)に気づくことは育児を楽しくする”
・保健指導:母子手帳の活用、かかりつけ医、乳幼児健診とワクチン、
・生活リズム、電子メディアより親子のふれあい、他
資料7:1か月健診シート問診票 
資料8:1か月健診を終えたお子さんとご両親へ
啓発パンフレット「2歳まではテレビを消してみませんか?」を全員に配付
http://komedia.main.jp

6.ルチーン検査・処方

VitK2(母乳栄養児は3カ月まで投与)、A-ABR、上下肢SpO2、新生児マススクリーニング