呼吸器センター

 ロボット手術

ロボット手術

手術支援ロボットは、自由な関節をもつロボットアームによって、非常に精密な手術操作が可能であり、また3次元による高精度な画像情報を取得できるため、執刀医の思う通りの安全で質の高い手術が可能となります。現在広く普及している内視鏡手術と同様の非常に小さな傷で手術を行うことができるだけでなく、精度の改善が期待できるので、内視鏡手術の利点をさらに向上させ、欠点を補いうる次世代の医療改革の一つと考えられます。
近年になってこのロボット支援手術は、前立腺がんや婦人科疾患の分野を中心に、ひろく全世界で急速に導入されています。欧米では肺がんに対するロボット支援手術も積極的に行われるようになりました。
当院では、平成25年10月に最新の手術用ロボット「ダヴィンチ(da Vinci Si)」を導入し、稼働が始まりました。呼吸器外科では、スタッフの十分なトレーニングのもとで、胸腔鏡手術が適応となる早期の肺がんの患者さんを対象に、この「ダヴィンチ(da Vinci Si)」を用いたロボット支援手術を臨床研究として実施しています。
日本国内でこの肺がん手術が受けることができる病院は一部の大学病院に限られており、九州で受けることができるのは当院でだけです。手術の適応判断および実施は、ロボット支援手術の認定を受けた専門医チームが担当します。