呼吸器センター

治療部門(10階西病棟)

外科部門

当病棟は主に肺癌、縦隔腫瘍、自然気胸の患者の手術及び、術前術後の化学療法目的の入院を担当しており、手術患者は200名を超えています。毎週3〜6例の手術が行われており、手術前後の十分な説明、患者指導をおこない、早期離床を図り術後の合併症の予防に努めています。重症合併症患者の手術に際しては、術後、ICUとの連携により、安全を期しています。化学療法患者に対しても化学療法のパンフレットを使用しオリエンテーションを行うと共に、化療中の副作用による苦痛の緩和、繰り返しの入院に伴う精神面の援助に取り組んでいます。また、術後機能訓練の必要な患者の皆様は、早期回復できるように、リハビリ室との連携で、リハビリの計画、実行をしたり、薬剤師による薬剤指導を依頼するなど棟内看護の充実とともに、他部門と積極的な連携で、患者の回復の援助となるよう努めています。また患者参加型看護計画やクリティカルパスを取り入れ、インフォームド・コンセントの充実を図り、主治看護婦が中心となり患者の皆様の精神面、身体面の看護の充実に取り組んでいます。さらに呼吸器看護や呼吸器リハビリの専門性を高める為、看護スタッフの院内、院外の研修会への参加を積極的に行っています。

内科部門

当病棟は、呼吸器内科、及び他科の患者を受け入れています。病床数は49床、平成18年1年間における入院・転入患者は455名、主な疾患は肺癌204例、肺炎42例、気管支拡張症4例、気管支喘息8例でした。
 看護の実際においては、「禁煙指導」「在宅酸素療法」を中心に生活指導をおこなっています。統一された検査前オリエンテーションを確実に行う為にオリエンテーション要項を用いて看護援助を行い、精神的・身体的に安定した状態で検査を受けれるよう不安の軽減に努めています。肺癌患者・家族に対し、日常生活が不安なく過ごせるようインフォームド・コンセントの充実に努めています。また呼吸器外科へ転科転棟する患者が多く呼吸器外科との相互の循環役として機能しています。肺癌診断、在宅酸素療法導入、気管支鏡検査入院のクリティカルパスを作成し在院日数短縮、心のこもった看護の提供に力をいれています。