周産期センター

より安全に、安心して出産できます

私たちは、最も優先すべきは安全で安心できる出産だと考えます

フランス料理やきれいな個室といったアメニティは開業の産科の先生にはかないませんが、当院は以下のような、安全と安心を考えた診療サービスを提供いたしています。

優秀なスタッフによるチーム医療を行っています

妊娠・出産・産後を通して、チームで一貫した診療を行います。


いつでも(365日24時間)産科医と小児科医が待機しています

NICUを備えた地域周産期センターです

当院は福岡県の周産期システムの中で地域周産期センターに認定されています。
NICU(新生児集中治療室)を備えており、
周産期専門の産科医と新生児専門の小児科医がいます(毎日、産科医1名と小児科医1名が当直しています)。

▲NICU(新生児集中治療室)


従ってより安全に安心して出産できます。
周産期センター、NICU(新生児集中治療室)など、詳しくは「小児科ホームページ」をご覧下さい。

母子感染対策を行っています

妊娠中の皆様へ

当院は、皆様が安心して出産され、さらに赤ちゃんの病気の早期発見、健やかな発育をサポートするために周産期センター(産科、小児科)が一体となって、妊娠初期より新生児期までを一貫して管理しております。
当院ではこれらの病原体の赤ちゃんへの感染予防、お母さんへの検査、治療を一貫して行う体制を整えており、なるべく早くから対応できるように全ての方(途中から来られた方や緊急入院となった方も同様です)を対象に妊娠中に原則的に下記の病原体の検査を行っています(半年以内に検査を受けられており、その結果のコピーなどを提出して頂いた方は別です)。検査は原則的にすべて自費となります。

当院で実施している病原体検査

 1:梅毒
 2:B型肝炎ウィルス
 3:C型肝炎ウィルス
 4:エイズウィルス(HIV)
 5:成人T細胞白血病ウィルス
 6:B群溶連菌

梅毒

妊娠中に胎盤を介して、胎児に感染する細菌です。先天梅毒といって、出生後に皮膚の発疹、骨や歯の異常、中枢神経系の異常などをきたします。時には死産に至ることもあります。胎盤が形成される妊娠早期に母体への抗生物質の投与によって、梅毒を駆除し、母子感染を予防することができます。

B型肝炎ウイルス

 主に成人において急性、慢性肝炎を発症させるウイルスです。まれに新生児に急性肝炎を発症させることがあります。ほとんどは分娩時にお子様に感染しますが、妊娠中にも感染するという報告もあります。分娩時の感染については現在、予防する方法が確立されています。

C型肝炎ウイルス

成人において慢性肝炎を発症させるウイルスです。妊娠、分娩時にお子様に感染することがありますが、B型肝炎ウイルスのように母児感染を予防する手段は現在のところありません。しかし、お子様がC型肝炎ウイルスに感染する可能性があるのか、また感染しているのかどうかは知っておく必要があります。現在、C型慢性肝炎の一部にはインターフェロンなどを用いた治療方法がありますが、将来、治療法が開発あるいは確立される可能性があるからです。

成人T細胞白血病ウイルス

成人においてT細胞白血病を発症させる可能性のあるウイルスです。主に母親の母乳を介して感染することが知られていますが、母乳以外の感染経路もあるといわれています。出生直後あるいは生後早期に人工栄養へ切り替えることによって、かなりの確率でお子様への感染を予防できます。

エイズウイルス(HIV)

健康な日本人妊婦の発症は極めて少ないことが報告されています。しかしながら母体がこのウイルスを持っている場合、妊娠、分娩中に高率にお子様に感染することが知られており、またその母児感染予防法も完全ではありませんが確立されつつあります。

B群溶連菌

健康な母体の10-20%程度に膣、会陰部に潜んでいる細菌で、多くの場合は無症状のままです。分娩時にお子様に感染することがあります。膣、会陰部に細菌があったとしても、多くの場合お子様は無症状ですが、ごくまれにB群溶連菌が肺炎、髄膜炎あるいは全身感染を引き起こし、重篤な後遺症を残したり、死亡したりする新生児、乳児の報告があります。分娩中に抗生剤を投与することによってお子様への感染を予防することができます。

梅毒、B型肝炎、C型肝炎ウイルス、成人T細胞白血病ウイルス、エイズ(AIDS)ウイルスについては、母子手帳交付時、あるいは当センター初診後に血液検査を行いますが。B群溶連菌については、妊娠9-10ヶ月に帯下の細菌検査を行います。なお検査を希望されない場合はその旨担当医にお申し出下さい

詳しい説明文です(PDF版、acrobat readerが必要です)
梅毒
HBV(B型肝炎ウイルス) HCV(C型肝炎ウイルス) HTLV-1(ATLウイルス)
HIV(エイズウイルス)
GBS(B群溶連菌)