前立腺癌総合治療センター

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前立腺癌総合治療センターへようこそ

 転移のない局所前立腺癌に対する治療は手術療法および放射線治療の進歩により治療法が多種多様となり、また、転移を認める前立腺癌や初回内分泌療法に抵抗性の前立腺癌に対して新規の薬剤が次々と出現し、治療法が大きく変化してきました。これらのことに対応すべく、現在、院内に「前立腺癌総合治療センター」として、前立腺癌の診断から治療までを総合的に行っています。


 手術療法としては従来の開腹手術に加えて、内視鏡下小切開手術、腹腔鏡下手術、ロボット支援手術の技術が導入され、小さな切開創で内視鏡下の拡大視野で手術ができるようになり、術中の出血量の減少などに貢献しています。当院では、2013年12月よりダヴィンチロボットシステムによる、ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術が可能となり、近年は年間60-70例の手術を施行しています。
 一方、放射線治療では小線源療法(前立腺内より放射線照射する方法)や強度変調放射線治療(体外照射であるが、前立腺にピンポントで照射する方法)、重粒子線治療などが施行可能になり、治癒率の上昇、放射線障害による後遺症の軽減に貢献しています。当院では小線源療法を積極的に取り入れ、2004年5月よりイリジウムによる高線量率組織内照射(HDR-ブラキテラピー:一時留置法)を九州で初めて導入し、2006年8月より、小線源を前立腺組織内に埋め込んで治療する低線量率組織内照射(LDR-ブラキテラピー:永久留置法)も導入し、2種類の小線源療法を使い分け治療を行っています。特に高線量率組織内照射は2020年現在も九州では当院のみで施行可能です。