経腸栄養(EN)ポンプの必要性
◎幽門後チューブ栄養では必須 ・小腸内のチューブは自然落下では定速注入は困難 ・小腸内への投与速度が早いと下痢、ダンピング症候群を誘発 ・一部の不溶性食物繊維含有栄養剤でも必要 |
RTH方式の経腸栄養剤とは
RTH=Ready To Hang(つり下げ式) ◎栄養剤の容器からそのまま投与できる製剤 利点1.細菌汚染されない 2.容器へ移し替える手間がない 3.容器を洗浄せずにそのまま廃棄できる 欠点1.投与量が調節しにくい →容量の異なる2タイプが必要 (当院では、300mlと400mlを採用) |
▲PEG:経皮的内視鏡下胃瘻造設 |
摂食嚥下障害の評価法
・病歴(むせ、咳、痰、声の変化) ・身体所見(意識、口腔、咽頭反射) ・スクリーニング検査 (水飲みテスト、食物テスト) ・VF:嚥下造影 ・VE:嚥下内視鏡 |
プロバイオティクス
◎プロバイオティクスとは腸内細菌叢(フローラ)のバランスを改善することにより、宿主に有益な作用をもたらす生きた微生物の総称 ビフィズス菌や乳酸菌など |
プレバイオティクス
◎プレバイオティクスとは胃や小腸で吸収されずに大腸に到達し、ビフィズス菌や乳酸菌の餌になり、これらの菌を増やすことで有益な働きをする。 グアーガムなど高発酵性粘性水溶性食物繊維やオリゴ糖など |
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