▼手術部の基本方針
各部門との密接な連携を図り、安全かつ質の高い納得の手術医療を提供します。
▼手術部の医療安全対策の取り組み
当院手術部では手術室の医療安全対策としていくつかの取り組みを行って参りました。平成18年3月より麻酔前投薬を廃止し、はっきりと目覚めた状態で手術室に来て頂くようにしました。手術室でご自身で名前を名のって頂くことで患者の皆様の誤認を防止するためです。また、平成19年1月からは執刀開始前に患者氏名の確認・手術部位の確認を行うタイムアウトを導入いたしました。下記に麻酔前投薬の廃止とタイムアウトについてご説明させて頂きます。
【麻酔前投薬の廃止と歩行入室】
これまでは手術の不安を取り除くために、少し眠くなるお薬を手術前に筋肉注射していましたが、その効果が人により様々でした。手術に対する不安が小さくなる方もいらっしゃれば、ほとんどその効果のない方もいらっしゃいました。そのため、手術前に行う筋肉注射を廃止することと致しました。
筋肉注射の廃止にはもう一つの大切な理由があります。意識がはっきりとした状態で手術室に来て頂き、自分の名前をご自身で名のっていただくことで、患者の皆様の取り違いを未然に防止するためです。
さらに、意識がはっきりしているため病室から手術室までご自分で歩いて来ていただくことができるようになりました。病棟の看護師と話をしながら手術室に歩いて来て頂くことで、手術前の不安が小さくなったという声を数多く聞きました。
歩行入室に関しては、麻酔科医師が総合的に判断し決定させて頂いています。体の状態のよくない方や足腰の弱い方の場合には、ベッドに横になって手術室まで来て頂いています。患者の皆様の中には、意識がはっきりした状態で手術室に行くのはとても不安が強く緊張するという方がいらっしゃいます。不安や緊張が強い場合には、少し眠くなるお薬を内服し、ベッドで手術室まで来て頂いています。ご遠慮なく、麻酔科医師にその旨をお伝えください。
次に、病室から手術室の中へ入るまでの実際の手順をお示しします。