また一方、この間CT、MRI、超音波診断装置など肝臓がんの診断には欠かすことの出来ない最新式の各種診断機器が次々と整備され、最近では当『肝臓病センター』における肝胆膵がんの診断及び治療レベルは名実ともに全国区となりつつあることもあって、当院を受診される患者様は毎年飛躍的に増加しています。特に、『肝臓がん』の増加はめざましく、現在肝臓病センターに入院されている患者様の80%以上を常に占めております。
当肝臓病センターには、我々外科医が行っているマイクロ波凝固壊死療法(MCN)、肝切除に加えて、内科及び放射線科医が行うエタノール注入療法(PEIT)、ラジオ波焼却術(RFA)、肝動脈塞栓術(TAE)、抗癌剤肝動注療法、放射線治療など肝がんに対する治療法がすべて揃っており、個々の患者に対しては内科、外科、放射線科、病理に携わるすべての医師が集まり(合同カンファランス)、どの治療法が最適であるかを毎週討議して行っております。
また、外来化学療法センター(22床)も併設されており、肝臓がん専門医が診察した後、同センターにご案内して抗癌剤治療を行っております。
我々医師のみ成らず看護師、薬剤師、栄養士を加えたスタッフ一同が今後ともさらに努力し、皆様に少しでも満足していただける『肝臓病センター』を目指していきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
平成21年2月吉日