脳卒中専門医への道 Q & A |
Question |
なぜこの道を選んだのですか? |
Answer |
脳卒中はこれからとても増える病気で、心臓病に比べて3~5倍も生じているのに専門医が少なく、とくに内科治療を専門とする医師が強く求められているからです。九大の関係者に脳卒中の専門がいたことも影響を受けていますね。 |
Question |
脳血管内科って聞き慣れませんが、どんなところですか? |
Answer |
脳卒中を単に脳神経の障害の表れとしての神経疾患と考えずに、そのもとになる病気、たとえば高血圧、糖尿病、高脂血症、心房細動などの不整脈への対応も視野に全身の血管病の表れと捉えて、脳卒中発症後まもない時期から急性期、回復期、維持期の再発予防まで考えて診療します。そのほか臨床研究、若手医師・医療従事者の教育、情報発信も行っていくところです。CT,MRI,超音波検査、血管撮影などの高度な画像診断と精密な神経学的診察も得意とし、脳卒中のほか意識障害やてんかん、髄膜炎などの神経救急疾患にも速やかに対処します。もちろん脳神経外科との協調が必須で常にチーム医療で問題を解決しています |
Question |
脳の超音波って想像がつきませんが・・ |
Answer |
頸動脈エコーや食道からのアプローチによる心臓検査、頭蓋内の脳血管への超音波検査などがあります。これらを通じて血管の動脈硬化度を判断したり、頭に脳梗塞を起こした原因を捜す検査です。脳卒中の臨床診断プロセスとしてこれからは必須のものになるでしょう |
Question |
今の九州医療センターでは研修で脳血管内科、脳卒中専門医は取得できますか? |
Answer |
九州医療センターは日本脳卒中学会教育認定施設ですから、当院で3年間研修すれば、資格を取得することができます。若い仲間と楽しく診療できることが嬉しいですね。他の若い専修医も資格の取得をめざして、はつらつと勉強しています。資格に必要な脳卒中関連の論文も、岡田先生や矢坂先生を中心とした指導体制が確立してますので、さほど難しくありません。 |
Question |
脳卒中専門医の取得は難しかっったですか? |
Answer |
当院での研修に真面目に臨床に取り組めば、自然と知識がついてきますので、試験に合格するのはわりと容易です。勉強も普段の臨床で必要なことばかりですし、自分が全く知らないことを一から勉強し直すことはしませんでした。 |
Question |
今後の予定は? |
Answer |
世界の脳卒中の現状と、最新の研究について学ぶべく、留学をしたいとは考えています。 ゆくゆくは、日本の医療のなかでも遅れている、脳卒中診療の進歩・普及に少しでも寄与できるような仕事ができれば、と思います。 |