検査データについて

自分の検査データを管理しましょう

受診の時に検査を行い、現在の体の状態(病気の進行状況、薬による副作用、その他の合併症の状況など)を監視し、早期に対応できるようにしています。そのデータは医療者が管理するだけでなく、治療を受ける患者の皆さま自身も管理していくことが重要です。

例えば、検査データの変化をみていくことで、自分の状態を把握できる、治療効果を自覚し服薬継続への意欲向上につながる、他施設に受診した時にそれまでの状況を医療者に知らせることなどができます。

※毎月受診のときに主治医にデータを聞いて記録するようにしましょう。

当院ではデータ記録用紙を作成しています。それには、各項目の正常値も記載していますので参考にして下さい。また、検査項目の示す主な意味については以下に記載していますが、詳細は主治医にお尋ね下さい。

検査項目の意味

ウィルス量
血液中のHIVウィルスの量です。感度限界以下(40コピー/ml未満)を維持するのが目標です。
CD4(%)
全リンパ球のうち、CD4リンパ球の割合です。
CD4実数
CD4リンパ球の実際の数です。免疫力の指標になります。
ヘモグロビン、MCV
貧血の指標です。
血小板
血小板(止血に働く)の数です。
GOT、GPT
肝機能の指標です。
血糖
糖尿病の有無をみるものです。
中性脂肪、コレステロール
高脂血症の有無をみるものです。
BUN、クレアチニン
腎機能の指標です。
CD8、CD8実数、白血球、リンパ球
CD4の変化が認められたとき、それが体内の絶対量の変化なのか、みかけ上の変化なのかをある程度予測することが出来ます。また白血球数は細菌感染症やHIV以外のウィルス感染症でも病態把握の指標になります。
尿酸
高尿酸血症(痛風や腎障害のもと)の有無をみるものです。