腎臓内科

治療成績

末期腎不全患者の透析導入

2020年1月から12月までの透析導入患者は77例(男性63例、女性14例、平均年齢71歳)。原疾患別では近年の全国的な傾向と同様に糖尿病性腎症による透析導入数が26例(34%)と第1位であり、高血圧性腎硬化症21例(27%)、慢性糸球体腎炎12例(16%)、その他13例(17%)、不明5例(6%)でした。76例は血液透析導入例で、1例は腹膜透析導入例でした。退院後の維持透析を紹介した施設は福岡市を中心とし25施設であり、密接な病診連携を維持しています。

腎生検

2020年1月から12月までの腎生検例は43例(男性22例、女性21例、平均年齢56歳)。腎生検を施行した症例の臨床所見としては、ネフローゼ症候群11例、蛋白尿/血尿21例、蛋白尿単独1例、尿潜血単独1例、急性腎不全6例、腎障害3例でした。組織学的診断は、IgA腎症15例、ループス腎炎4例、膜性腎症3例、微小変化型ネフローゼ症候群3例、ANCA関連腎炎2例、一次性巣状糸球体硬化症1例、二次性巣状糸球体硬化症1例、紫斑病性腎炎2例、一次性アミロイドーシス1例、二次性アミロイド―シス1例、菲薄基底膜病1例、糖尿病性腎硬化症2例、その他7例でした。

手術(シャント増設術、PTA、PDカテーテル留置術 など)

2020年1月から12月までの手術件数は132例でした(平均年齢71歳、男性97例、女性35例)。
その内訳は、内シャント造設術75例、内シャントPTA16例、内シャント再建術6例、人工血管移植術3例、人工血管PTA8例、長期留置カテーテル挿入術14例、腹膜透析用カテーテル挿入術1例、その他9例でありました。