脳神経外科

基本方針

脳卒中の治療指針として、脳卒中合同ガイドライン委員会より最新の『脳卒中治療ガイドライン2009』が発表され、当科でもこのガイドラインの内容を踏まえた診療を行っています。また未破裂脳動脈瘤を含む無症候性脳血管障害に対しては、日本脳ドック学会が作成した『脳ドックのガイドライン2014』を参考に、診療を進めています。
 脳血管障害に対して、脳血管内科と共同で救命センターを24時間体制として急性期脳卒中を受け入れ、引き続き一般病棟にて慢性期再発予防とリハビリテーションを行った後、主にリハビリテーション病院への転院など一貫した連携システムで診療を行っている。脳血管障害には種々の病型があり、それぞれの病型に応じた治療が必要である。脳梗塞など閉塞性脳血管障害に対して、脳血管内科では、頚動脈超音波断層法、経頭蓋超音波ドプラ法・脳血流シンチ・頭部CT・MRI・脳血管撮影・高次脳機能評価・危険因子の検索を行い、脳神経外科では、頚動脈血栓内膜剥離術(CEA)・EC-ICバイパス術などを行っている。術後は脳血管内科で術前と同様の検査を行い治療の成果について長期follow-upを行っている。また、手術の必要な脳出血・クモ膜下出血の治療にも精力的に取り組んでいる。
 マイクロサージャリーを用いた脳・脊髄腫瘍摘出術も数多く行っている。必要な場合は術後放射線治療も可能である。当院には最新のリニアック治療装置があり、放射線治療専門医が常勤している。
 頸椎椎間板ヘルニアや顔面痙攣・三叉神経痛の外科治療にも積極的に取り組んでいる。